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武蔵境で初の「中央線ビールフェスティバル」 沿線近辺のビール醸造所一堂に

参加ブルワリーの一つ「26Kブルワリー」

参加ブルワリーの一つ「26Kブルワリー」

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 中央線沿線近辺に点在するブルワリー(ビール醸造所)を一堂に招いて行う「中央線ビールフェスティバル2018」が9月20日から、JR中央線武蔵境駅に直結した「nonowa Terrace」で初開催される。

見木(けんもく)久夫さん

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 高円寺、三鷹、武蔵境のほか、八王子や高尾、奥多摩などから10のブルワリーとキッチンカー2店が参加。設営した大きなテントに日替わりで6店舗が出店し、クラフトビールやフードを提供する。

 実行委員会事務局を務めるスイベルアンドノットは今年2月、武蔵境駅と東小金井駅間の高架下にある「Ond」(境南町)内に、武蔵野市初となる3坪のビール醸造所「26Kブルワリー」をオープンした。代表の見木久夫さんは「ブルワリー立ち上げの際に調べたところ、中央線沿線に10近いブルワリーや60近いクラフトビールの店があった。それらの店が一堂に集まったら楽しいのではと考えて、今回の企画をスタートした」と話す。

 「まちとともに育つブルワリー」を掲げ、地域住民や学生、地元企業と連携し、多品種、小ロットで日々ビール作りをする26Kブルワリー。7月には原料の一部に武蔵野市の水を使い、中央線をイメージしたオリジナルの「レールエール」の提供も始めた。見木さんは「イベントでは『レールエール』のドラフトや、女性に人気の高いホワイトエール『スーラちゃん』を提供する予定」と話す。

 先月醸造免許を取得したばかりの「イサナブルーイング」(昭島市)は、世界でも数えるほどしかないコーヒー焙煎(ばいせん)所とクラフトビール醸造所を併せ持ったカフェ&ビアバー。深層地下水100%の昭島の水を使って造るビールを提供する。

 「中央線のビール醸造所が集まるイベントは珍しい。地域経済の活性化とクラフトビール文化の醸成に貢献できれば」と見木さん。「イベントでしか飲めない限定ラインアップもあり、ステージではライブ演奏なども予定している。クラフトビール好きもそうでない人にもビールを楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は17時~22時(土曜・日曜・祝日は12時~)。入場無料。ビールはキャッシュオンで1杯500円。ミニカップ(150ミリリットル)で飲み比べできる4枚つづりのテイスティングチケットも限定500枚販売する。価格は前売り券=1,000円(19日まで)、当日=1,200円。今月24日まで。

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