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吉祥寺の「イイダ傘店」で「夏市」 ゆかりの店や作家ら総勢11組が一堂に

通常はアトリエとして構える「イイダ傘店」を一日オープンして開催する「夏市」

通常はアトリエとして構える「イイダ傘店」を一日オープンして開催する「夏市」

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 吉祥寺の中道通りにある「イイダ傘店」(武蔵野市吉祥寺本町4)で8月3日・4日に「夏市」が開催される。昨年に引き続き2回目。

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 飯田純久(よしひさ)さんが、スケッチから布のデザインを起こし、一本ずつ受注で手掛けるオリジナル傘のアトリエとして2016年にオープンした同店。通常はオープンしておらず、年に2回オーダー会を行う際に店を開け、日傘や雨傘の注文を受ける。

 1階のスペースを利用して、「夏祭りのイメージで面白いことができたら」と初開催した昨年の夏市について、プレスの高山真衣さんは「開店前から並んでくださる方もいらして本当にたくさんのお客さまに来ていただいた。さまざまな作家の作品を一堂に見ることができるので、通りがかりや近所の方だけでなく、遠方からファンの方も多くいらっしゃった」と振り返る。

 昨年に引き続き、もともと同じ市内にあった「Roundabout(ラウンダバウト)」(渋谷区上原)の日用品や、京都のセレクト古書店「世界文庫」、手描きのイラストから展開する布小物を提供する「chihiro yasuhara」が出店。

同店の傘にも使っている磁器を手掛ける「UU ceramic jewelry objects」の結晶のような磁器アクセサリーや、益子で作られる華やかな絵付けの器が人気の陶芸家・山野辺彩さん、「KIYATA」の木彫りの森の動物たちなども並ぶ。

 「今年は新たに平澤まりこさんが、銅版画とポートレートドローイングで出店してくださる予定」と高山さん。フードは、氷菓「MOMO icecrem」、焼き菓子を中心に並べる清澄白河の「PARLOUR」のほか、今年1月、同店の向かいにオープンした「お茶とお菓子 横尾」も参加。かき氷や焼き菓子、飲み物などを実店舗で提供する。

 「当店も、これまでに発表してきたコレクションの中からセレクトした日傘や雨傘、うちわ、ポストカードやレターセットなどのアイテムを並べる。今年も吉祥寺や当店にゆかりのお店、人気作家など総勢11組に集まっていただいた。夏の日の思い出に遊びに来ていただけたら」と呼び掛ける。

開催時間は11時~17時。

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