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吉祥寺の「イイダ傘店」で雨傘・日傘展 動物手元が初めて雨傘で

イイダ傘店「平成三十年春 雨傘・日傘展」オーダー会に並ぶ予定の動物手元

イイダ傘店「平成三十年春 雨傘・日傘展」オーダー会に並ぶ予定の動物手元

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 吉祥寺のイイダ傘店(武蔵野市吉祥寺本町4)で3月3日から、飯田純久さんが手掛ける傘のオーダー会「平成三十年春 雨傘・日傘展」が開催される。

 通常はオープンしておらず、一本ずつ受注でオリジナル傘を制作する同アトリエは、年2回、新作デザインの発表と同オーダー会を行う。今回は、2013年の日傘で発表して以来5年ぶりとなる「動物手元」を、初めて雨傘との組み合わせで披露する。

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 広報の高山真衣さんは「初めて発表したのは2010年の日傘。動物手元は、動物をモチーフにした家具やランプ、時計などを手掛ける木工作家にお願いしている。リスやフクロウなど一つずつ手彫りで作っていただいたものに、ウールが入った『獣(ケモノ)地』という生地を合わせた」と振り返る。

 「2013年にはリスにドングリ、ネコに魚の骨、ペンギンには流氷など、動物手元に合わせたテキスタイルをデザインした。3~4カ月の納期のところ、最後は1年近く時間をいただくほど人気が集まり、それ以後も展示会のたびに動物手元への問い合わせがあった」と高山さん。

 「木工部分は塗装が施されていて水にぬれても大丈夫なこと、かわいすぎないデザインで男性にも持ちやすいものができたらと、今回雨傘との組み合わせを考えた」とも。

 飯田さんがイメージを伝え、持ちやすい形なども考え、鳥、クマ、ウサギ、オオカミ、セイウチの5種類が並ぶ。鳥の羽やサーカスのテントをイメージしたストライプ、シロツメクサなど、それぞれの動物に合わせてデザインしたテキスタイルで、ジャガード織りやプリント生地などがある。「オオカミと合わせる満月のデザインは『ほぐし織り』という伝統技法で作っている。少し絵柄がブレたような、紗がかかったような独特な風合いを楽しんでいただけるのでは」と高山さん。

 各2~3色のバリエーションがあり、折り畳みも3種類の手元を用意する。「かばんから顔を出している折り畳みの動物手元など『持ち歩いていたら、知らない人にも声を掛けてもらった』とお客さまに喜んでいただいている。気軽に足を運んで好みの一本に出合ってもらえたら」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~18時。事前の予約不要。3月12日まで(同5日・6日は休み)。