吉祥寺の焼き鳥専門店「焼き鳥井の頭さかもと」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-71-0066)が6月1日で、2周年を迎えた。
同店は「居酒屋いくなら俺んち来い」「スパゲティのパンチョ」などの飲食業態を展開するファイブグループ(吉祥寺本町2)が経営し、首都圏を中心に100店舗以上を営業している。吉祥寺では鳥と豚料理を提供する「吉祥寺っ子居酒屋旨串とりとん」を営業しているが、焼き鳥の専門店を出店したいと2016年に開業した。
店長で鳥を自ら焼く「焼き師」の尾鼻(おばな)悟さんは「吉祥寺は焼き鳥店の激戦区。ブランドの肉にこだわっておいしい焼き鳥を提供している。店の前は井の頭公園やバス停に向かう通り道。にぎわいはあるが足を止める人が少ない印象だが、最近はお客さまも増え女性一人で来る人もいる」と話す。
店舗面積は20坪で、カウンター席7席とーブル席14席を用意する。メニューは「大山(だいせん)どり」を使ったねぎ間、もも、はつ、せせり(以上180円)、鳥皮、ぼんじり、つくね、砂肝、笹身(以上200円)、レバ(220円)、手羽先(280円)のほか卵で生まれる前の「きんかん」(280円)など。レバ刺し、とりわさ(以上480円)。鶏もつ煮、鶏雑炊(以上390円)。野菜はみょうが、ねぎズッキーニ(以上180円)など。日替わりではんぺん焼き、焼き厚揚げ(以上390円)など。清酒は「栄の井」(熱かん・冷酒500円)、瓶ビールはアサヒスーパードライ、サッポロ赤星、キリンクラシックラガーをそろえる。生ビールはサントリーマスターズドリーム(以上600円)。梅干しサワー、特製レモンサワー(以上400円)。
尾鼻さんは「店長に赴任してから3カ月。焼き鳥店だが、魚を出してもいいし、メニューに変化を持たせたい。焼き鳥に合う日本酒との相性を考えてそろるなどいろいろ試してリピーターの来店につなげたい」と意欲を見せる。
営業時間は16時~23時。