吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1)に5月25日、アップルパイの専門店「GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE(グラニースミス アップルパイ アンド コーヒー)吉祥寺店」(TEL 0422-23-7781)がオープンした。テークアウトのみ。
「GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE吉祥寺店」外観のイメージ
1995年三宿に、カリフォルニアスタイルのサンドイッチ&ハンバーガーカフェ「FUNGO」を創業したファンゴー(世田谷区)が手掛ける同店。2012年、三宿に1号店を出店後、青山、銀座などに展開し、同店は6店舗目。
代表の関俊一郎さんは「ずっと中央線沿線に出店したいと思って探していた。吉祥寺に店を出したことで、これまであまり知らなかった人にも当店のアップルパイを味わってもらえたら」と話す。
季節やメニューによって、青森や長野などの契約農家から直接届けられる品種の違ったリンゴを使い分け、常時8種類のアップルパイを用意する。定番はクランブルをのせ、隠し味にバーボンを使った「ダッチ クランブル」や、シャキシャキとしたリンゴの食感にラムレーズンを合わせた「クラシック ラムレーズン」など。
関さんは「ぎっしりとパイに入った大ぶりのリンゴが特徴の一つ」と言い、「定番以外に、『マンゴーラズベリー』『アンニン』など季節ごとに変わる限定メニューを含め、これまで40種類以上のアップルパイを生み出してきた」と話す。
各店限定のアップルパイがあるのも特徴。同店は角切りリンゴにカスタードクリームをのせた「エッグタルト アップルパイ」を提供する。「インバウンドも多い銀座店は『オグラチーズ』、渋谷店はかつてその場所にあったプラネタリウムをイメージしたアップルパイを作るなど、店ごとに一から考えて作り出している。吉祥寺は試作の際に食べておいしかったエッグタルトを基に発想した」と関さん。
定番のアップルパイ4種類と限定メニューのほかに、夏季限定の冷やして食べる「冷やしアップルパイシリーズ」から「ストロベリーチーズケーキ アップルパイ」「アプリコットとサワークリームのアップルパイ」を6月上旬まで、「ヨーグルト アップルパイ」を8月下旬までの期間、提供する。価格は「エッグタルトアップルパイ」(450円)ほか。
小川珈琲(コーヒー)のオリジナルブレンドコーヒー、紅茶などのドリンクメニューも用意。「夏季限定で提供する『レインボーアップルジェリー』は、アンチエイジング効果があるといわれているハーブティーを使ったブルーとパープル色のゼリーに、アップルゼリー、レモンゼリー、ハイビスカスゼリーを重ねた爽やかなゼリードリンクでお薦め」と担当者。
「当店も、社名に込めた『楽しくいこう』のメッセージを基本に生まれている。季節ごと、限定メニューなど当店ならではのオリジナルアップルパイの新しいフレーバーを楽しんでもらえたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時。