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武蔵野市のシェアキッチンで食のマルシェ 5店が出店

食を楽しむ人でにぎわう「ミドリノマルシェ」前回の店内

食を楽しむ人でにぎわう「ミドリノマルシェ」前回の店内

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武蔵野市のグリーンパーク商店会にあるシェアキッチンをベースにした創業支援施設「MIDOLINO_(みどりの_)」(武蔵野市緑町1、TEL 0422-38-8457)で3月25日、食のイベント「ミドリノマルシェ」が開催される。

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 一般社団法人「フラットデザイン」が2017年3月にオープンした同施設。飲食店が営業できるキッチンに加えて総菜、粉末食品、ソース類、菓子の製造許可を取得したキッチンを併設する。共同スペースにはイートインできる畳敷きの小上がりや椅子席を用意。飲食店の創業を目指す人に実験的な店としての場所を提供。実際にランチ営業などがある。

 同マルシェは1月、2月に続き今回が3回目。「こころある食」をテーマに、シェアキッチンを使って創業にチャレンジしている起業家が出店する。同法人代表の舟木公一郎さんは「マルシェは出店した人たちが自分の仕事をしながら、他の出店者とお互いとコラボして新しいものを作り出す場所になっている」と話す。

 3月の出店は「こころも元気にする料理」を中上敦夫さんが提供する「アツヲ飯」、日本の米と無添加、有機野菜にこだわる米の広報集団「米騒動」、米粉100%グルテンフリーの菓子を作る「むめも堂」、有機や国産の素材を使ったジャムと焼き菓子を販売する「yam jam」、国産小麦を使ったパンを販売する「ふらり」の5店。

 舟木さんは「『MIDOLINO_』は武蔵野市の中央地区にいきがいの持てる仕事を持つ人を生み出そうと立ち上げた。今後は地域での暮らしを知った上でこの地に根付いて起業したいと考える人たちも支援していきたい」と意気込む。

 開催時間は10時~15時。

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