吉祥寺の「第一ホテル」向かいに11月2日、ボードゲームカフェ「ロンドン」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-9225)がオープンした。国内外200種類以上のボードゲームが楽しめる。
店内で遊べる「おばけキャッチ」(左)と「ナインタイル」(右)。「相席OK」(中央)の札も用意する
運営はウェブなどの制作を手掛ける「カンデンチ」。店長の京地翔吾さんは「ボードゲームが好きな当社の代表が、会社のある同市内に当カフェを作りたいと出店した。TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲームの略で、本や紙、鉛筆、サイコロなどを使って遊ぶ)を好きなスタッフもいる。中央線沿線にはボードゲームを扱う店やカフェもあり、楽しむ人は増えているのでは」と話す。
「学生や40~50代の方など男女いらして下さっている。カードを引いたり盤面で駒をジャンプさせたり、デジタルと違いゲームの世界を全部自分の手で使って動かすアナログな部分も魅力の一つ」とも。
座席数は24席。2人から数人で遊べるゲームが多いといい、「初めての方にはルール説明やお薦めのゲームも紹介する。一人でもスタッフが相手をしたり、『相席OK』の札を用意したりしているので、札のあるお客さま同士、相席してゲームを楽しんでも」と京地さん。
イラストが描かれたプラスチックのカードを組み合わせて遊ぶ「ピクテル」や6つ絵柄があるカードをお題通りに並べる「ナインタイル」など子どもが遊べるものも多い。「『おばけキャッチ』は椅子やネズミ、ボトルなど木製のコマと視覚的なカードで遊ぶアクションゲームで年齢を問わず楽しめる」と京地さん。
料金は、平日1時間=900円、3時間=1,200円、5時間=1,500円、フリータイム=2,500円。土曜・日曜・祝日は料金体系が別で、小学生は無料、学生割引も。すべてワンドリンク付きで、飲み物以外の食べ物は持ち込み自由。ソフドドリンク=300円~、アルコール=500円~など多数そろえるほか、駄菓子も購入できる。
土曜は「人狼デー」も開催する。「もともと西欧のバーなどで、飲みながら気軽に仲間で楽しまれてきたボードゲーム。参加者同士が話さないとできない『人狼』など、ゲームを通じてコミュニケーションを取ることで、初対面でも打ち解けて遊べるのでは。これまでなじみのない人も気軽に足を運んでもらえたら」と来店を呼び掛ける。
時間は平日13時~23時(土曜・日曜・祝日は11時~、水曜は前日までに予約した人のみ)。