時計とジュエリーを販売する「HANDA Watch World吉祥寺・宇宙時計店」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-29-0305)が10月28日、吉祥寺東急裏の大正通り沿いにオープンした。
同店は、進学予備校「みすず学苑」の経営から腕時計の卸販売、直営店運営を中心に事業展開するミスズ(杉並区)が経営する。直営店は、「HANDA Watch World(西荻本店)」(杉並区)、「HANDA Watch World時計の恋人 キッスは手にして・西荻本店」(同)に次いで3店目となる。
立ち上げに関わった時計コレクターでもある半田晴久社長は吉祥寺への出店について、「吉祥寺は若い人たちに人気の街というだけでなく、地元に住んでいるファミリーが繰り返し買い物に来る店がある場所。時計は高級なイメージがあるが、その街なかに気軽に立ち寄れる時計店を作ろうと思った」と話す。
売り場は地下1階~売り場は地下1階~から3階で、総面積は121.85平方メートル。取り扱う時計は同社が日本総代理店として輸入元となる「カトレックス(CATOREX)」「ロシャス (ROCHAS)」「HYSEK(ハイゼック)」など9社とセイコー、シチズン、カシオ、ニクソン、スウォッチなど60社以上の正規代理店のもので約3,000点を常時そろえる。
宇宙をイメージした店内では店員が宇宙服を模した服装で対応。どこまでも広がっていくような空間を作り、時計は各フロア階に「きらめく星」のように並べた。3階から地下1階まで吹き抜けの階段スペースには天井からつるした直径60センチほどのスワロフスキーの柱があり、そこにも100点以上の時計をディスプレーする。
入り口となる1階にはカジュアルなものを、2階にはハイセンスなものを置く。3階では9社のハイエンドな時計を中心にダイヤモンドなどのアクセサリーも販売。100万円以上の購入客には、誕生日の星空をプラネタリウムで投影するサービスを提供する。地下1階は時計マニア用のフロアで、トイレにも宇宙をイメージする仕掛けを施した。
「店には八百屋さんが野菜を並べるように時計を展示した。手の届く場所にある中から好きなものを選んで、実際に手に取って見てほしい。本物を腕に巻くと、お客さまの顔つきがパッと明るくなる。まずはその感じを味わってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~21時。