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三鷹で「TERATOTERA祭」 参加型パフォーマンスや映像作品で政治身近に

昨年開催された「TERATOTERA祭」の様子

昨年開催された「TERATOTERA祭」の様子

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 JR三鷹駅北口周辺で11月10日から3日間、映像作品などのアート展示やライブパフォーマンスを展開するイベント「TERATOTERA(テラトテラ)祭<Neo-political~わたしたちのまつりごと~>」が開催される。

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 テラトテラは、東京都とアーツカウンシル東京、吉祥寺に拠点を置く「Ongoing」が協働し、JR中央線高円寺~吉祥寺~国分寺区間をメインとしたエリアを舞台に展開する「地域密着型アートプロジェクト」とその発信機関の総称。2009年にスタートした。

 公園や使われていない店舗など数カ所で行う同イベント。事務局スタッフの池田佳穂さんは「今回参加する作家の方たちには『すべて参加型の作品であること』を依頼した」といい、「日本や世界の政治の今後など心の中の不安のようなものを、アートという別の観点から捉え直せるのではないかと企画した」と話す。

 映像にヒューマンビートボックスのアーティストが参加してライブで音を付けたり、路上でラジオ番組を行ったりするほか、緑道での社交ダンスなども予定する。

 「サブタイトルにもあるように、普段少し遠くに感じる政治を自分たちのこととして考えられれば。路上のパフォーマンスなどに皆が参加し、一つの場所を共有することでより『政治』の手触りのようなものを感じられたら」と池田さん。

 アート展示は有賀慎吾さん、うらあやかさん、江上賢一郎さん、off-Nibrollさん、中崎透さん、二藤建人さん、村上慧さん、山城知佳子さん、山本篤さん、和田昌宏さん、ライブパフォーマンスは切腹ピストルズさんが参加する予定。

 「昨年のイベントは30~40代の方を中心にファミリー層も多く足を運んでくださった。露店を作ってマーケットをする企画やワークショップも予定する。作品の中に溶け込むような体験を楽しんでもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は11時~19時。参加費無料。同12日まで。

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