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猫がテーマの「吉祥寺ねこ祭り」 野外イベント「むさしの猫のマルシェ」も

「吉祥寺ねこ祭」の参加店には目印の旗が揺れている

「吉祥寺ねこ祭」の参加店には目印の旗が揺れている

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 吉祥寺でカフェや猫グッズの店、レストラン、ギャラリーなどが猫をキーワードとする催しを一斉に行う地域密着型イベント「吉祥寺ねこ祭り2017」が10月1日、始まった。

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 イベントの発祥は2009年、ハーモニカ横丁のギャラリーで開催した「ねこだらけ展」。猫にゆかりのある街という一面を持つ吉祥寺で恒例行事となったのは2010年からで、武蔵野市と協働して地域で管理されている猫の活動を見守っているボランティア団体「むさしの地域猫の会」や地域の店舗と協力して毎年10月に開催され、今年で8年目となる。

 今年の参加店は34店。アート・雑貨店、カフェ・レストラン・飲食店が猫にちなんだグッズやメニューを提供。ペットグッズの販売やセミナー、イベント、ワークショップも開催する。大型商業施設のコピス吉祥寺、吉祥寺ロフト、キラリナ京王吉祥寺、ユニクロ吉祥寺店、東急百貨店でも、さまざまな催しがある。井の頭自然文化園の井の頭動物園(本園)芝生広場では10月28日・29日に野生動物の保全を学ぶ「ヤマネコ祭2017」を開催する。

 野外イベントは武蔵野プレイス前の境南ふれあい公園広場(武蔵野市境南町2)で「むさしの猫のマルシェ2017」を催す。主催は「むさしの地域猫の会」。「見て・知って・聴いて・食べて・楽しむ」をテーマに掲げ、ステージプログラムではNPO法人「ねりまねこ」と同会による「地域猫 座談会」など。展示は「飼い主のいない猫 カッパちゃん写真展」と「いえねこになったカッパちゃん写真展」。チャリティーワークショップは、ゆる猫似顔絵の「あなたをゆる~く猫にします」「白猫タロット占い」など。出店数は20以上で、ねこ祭りグッズやドリンクの販売、手作りの猫の首輪、手作り手描き猫雑貨、猫のおもちゃなどの猫グッズが各店に並ぶ。マルシェを主催する代表の西村麻衣子さんは「武蔵野市にいる猫のことについて知ってもらう啓発イベントとして位置付けているが、誰でも気軽に学べるようマルシェの形にした。当会が進めている地域猫活動のことや殺処分のこと、動物を飼うことの責任について、楽しみながら考える場になっているので、各コーナーをバランスよく見て回ってほしい。」と参加を呼び掛ける。

 期間中、パン店5店が参加する「秋のねこパン祭り」では、「ここね」の「中身の黒い猫」、ボンジュール・ボン吉祥寺店の「猫ちゃん」、ルパ吉祥寺店(Le repas)の「にゃん仔のおてて」、パン工房AntenDo(アンテンドゥ)の「黒猫ちゃん」、ドンク アトレ吉祥寺店(DONQ)の「黒猫のミー」を期間限定で販売する。スタンプラリーでは、「吉祥寺ねこマップ」が掲載されたリーフレット裏面に、参加店で500円以上買い物をして4個・8個・12個のスタンプを集めると、それぞれにオリジナルグッズを進呈する。

 10月31日まで。「むさしの猫のマルシェ」は10月15日13時~17時。入場無料。「ヤマネコ祭」は10月28日・29日。10時~16時30分。入園料は、一般=400円、中学生=150円、65歳以上=200円。

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