三鷹RIスタジオ(三鷹市下連雀3)で9月30日、「ギャラリーフェイク」などの作品を手掛ける漫画家、細野不二彦さんのトークライブが開催される。
「ギャラリーフェイク」は美術の画商を主人公にしたアートコミックで、1992年に発表後2005年まで不定期で連載を続けた。2012年、東日本大震災のチャリティー企画の際などに新作を発表し、今年7月から再び月2回ほどの連載がスタートした。
同イベントを主催する新藤暁(さとる)さんは「『マンガワールド』という名で、都内で定期的に漫画家の先生の原画展やトークライブを行っている。トークイベントは5年ほど前から始めて、これまで50~60人の方に登壇していただいた」と話す。
今回で58回目。50回を迎えた記念の回には、石ノ森章太郎門下で多数の作品を手掛け、後に独立した山田ゴロさんと、「秘密戦隊ゴレンジャー」の主役を演じた誠直也さんをゲストに招いて、当時の思い出などについての対談も行ったという。
「SNSなどを通して漫画家の先生と直接知り合うきっかけがあり、読者とのつながりをつくったり、普段なかなか聞けないデビューの頃の話を聞いたりできるような場がつくれたらと企画した」と新藤さん。
「世界の美術館にあったような話がつづられた細野先生の『ギャラリーフェイク』は、ネタが尽きてきたと一度完結したが、終わってからも再開を待ち望む声が多かった。連載再開を喜ぶ読者たちと同作の話題を中心に、デビューや若手時代、これからについてなど伺うことができれば。恒例のライブドローイングも行う予定」とも。
開催時間は13時~(12時開場)。入場料は前売り=2,500円、当日=3,000円(別途1ドリンク500円必要)。メールで申し込みが必要。終了後の16時30分~18時30分(予定)には、細野さんが参加するアフターパーティーも予定する。参加費は3,500円。トークイベント申し込みの参加者のみ。