吉祥寺の駅や八幡神社周辺で9月9日・10日、毎年恒例の「秋まつり」が行われる。
1973(昭和48)年に始まった「秋祭り」は今年で45回目を迎える。吉祥寺の神輿(みこし)は2種類あり、一つは武蔵野八幡宮の宮神輿、もう一つは各町会がそれぞれ所有する。
神宮興渡御は9日11時の宮出し後、北多摩睦消防組一句一番組の木遣りを先頭に、武蔵野八幡宮神輿がサンロードやダイヤ街など各商店街を渡御。華やかな手古舞や無形文化財となった「むさしの囃子」の音頭なども行われる。
神輿は両日共、各町会がそれぞれ違った掛け声や担ぎ方など思い思いのコースで練り歩き、10日15時には、駅前平和通りに神輿が集合し、夕刻には祭りのフィナーレを飾る勇壮な「宮入」が行われる。
縁日では、八幡神宮夜店が10日・14日・15日に行うほか、五日市通り親交会おまつり広場や吉南祭礼神酒所横、稲荷町神酒所付近、井の頭神酒所前などでも行い、子ども神輿や子ども出車の募集も始まっている。