吉祥寺北口で「まちなかライブ」-若手ミュージシャン3組が熱演

「吉祥寺まちなかライブ」でピアノの弾き語りをする東真紀さん

「吉祥寺まちなかライブ」でピアノの弾き語りをする東真紀さん

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 伊勢丹吉祥寺店(武蔵野市吉祥寺本町1、F&Fビル)前のウッドデッキで4月22日、音楽イベント「吉祥寺まちなかライブ」が行われ、吉祥寺を中心に活動する若手ミュージシャンらの生演奏が吉祥寺北口エリアに響き渡った。

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 同イベントは、コミュニティーFM局「むさしの-FM」が企画、毎月1回、第4日曜13時~16時に開催するもの。1回目となる今回は、3組の若手ミュージシャンがライブパフォーマンスを披露した。

 先陣を切ったのは、吉祥寺のストリートでライブを行っている「Jamgo Five(ジャンゴファイブ)」。プロを目指して九州から吉祥寺に上京したボーカルの古河誠斗さんは、この街で音楽活動をスタートした。その後、20代男性4人で同バンドを結成、吉祥寺で路上ライブを始めたところ、女子中高生の口コミなどで人気に火がつき、自主製作のCD1,200枚を完売したという。今春、結成1年目にしてメジャーデビューを果たし、6曲入りのミニアルバム「ルノガ」をソニーミュージックからリリースしたばかり。演奏後、メンバーらは「今日は、僕らの音楽を日曜の昼下がりの吉祥寺に乗せることができて嬉しい」と話してくれた。

 続いて登場した東(あづま)真紀さんは、犬を主人公にしたヒット曲「ジョンの純な恋物語」などをピアノの弾き語りで披露。時折、春風が強く吹き、楽譜が飛ばされるといったハプニングに見舞われながらも、笑顔で休日のウッドデッキを盛り上げた。東さんは、むさしのFMで番組の途中などに使われるジングルの作曲も手がけている。「オーダーを頂いてから、初めて吉祥寺の街を訪ねて、その時に受けた印象を音にしたためた作品。私は広島出身だが、吉祥寺は故郷に似ている風情がたくさんあって身近に感じることが多い」という。

 吉祥寺の街にゆかりのある若手ミュージシャンらが登場した後、秋葉原と代々木の路上ライブで人気を集める20歳のシンガーソングライターSANAさんが「アキバ系」を連想させるような可愛らしい容姿で登場、自作曲「ぬくもりの場所」などのピアノ弾き語りをのびやかな歌声で披露。街行く人々から注目を集め、1回目のまちなかライブは幕を閉じた。

 次回の「吉祥寺まちなかLIVE」の開催は、5月27日を予定している。雨天決行。

むさしの-FM

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