吉祥寺にあるエキシビションスペース「CLOSET」(武蔵野市吉祥寺本町3)で4月4日から、男性8人による手織り展「オレの秘密のロボット工場」が開催される。
「手織工房じょうた」(吉祥寺本町4)に所属する男性会員のグループ展となる「オレ展」は今回が4回目。同工房じょうたを主宰する城さんは「手織りは女性のものというイメージがあるが、工房には男性会員も意外に多く通っている。せっかく男性が集まっているのだから、男性だけでの手織り展を開こうと企画した。初めはミシンも使ったことがなく、手織りも初めての人たちばかり。そういう人でも手織りを織って、作品を使って表現できるということを社会に伝え、一人でも創作、表現する人が増えるきっかけになれたら」と話す。
同展のテーマは「ロボット工場」。素材や色が違う糸を自由に組み合わせて布地を織る「さをり織り」の特徴を生かし、それぞれの作者が思い思いにロボットを表現した作品を展示する。
「男の子が小さいころによく遊んでいた秘密基地のような場所を作りたいという思いからテーマを設定した。アナログな手織りとかけ離れた存在であるロボットを組み合わせて、どのようなものが生まれるのか。手織りでも、こんなことができるんだ、というところを見てもらえたら。『オレ』感のアホらしさも含めて、見て触れて楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
営業時間は12時~19時(最終日は8時まで)。入場無料。4月9日まで。