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吉祥寺のギャラリーで「わさび展」 奥多摩産の本わさび・花芽を販売

わさびの収穫をする生産者の井草さん

わさびの収穫をする生産者の井草さん

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 吉祥寺通り沿いの「ギャラリーナベサン」(武蔵野市吉祥寺北町2)で3月18日・19日、「奥多摩で育てたわさび展」が開かれる。

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 昨年12月に続き2回目。今回は奥多摩で育てられたワサビを販売するほか、試食のためにかまぼこと日本酒も用意する。

 同ギャラリー代表の渡辺ナオさんは新宿ゴールデン街で「ナベサン」も経営している。同展で販売するワサビは、ナベサンの常連客である井草さんが育てたもの。渡辺さんは「奥多摩でワサビが作られていることを知らない人も多いので周知のきっかけにもなれば」と話す。

 井草さんは「ワサビの生産は全て手作業で機械化することができない。収穫までには長い時間が掛かり効率的な生産ができないため販売価格は高くなりがち。手頃な価格で提供するこの機会に、本わさびの味を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 同展では、ワサビの花が成長する3月中旬~4月中旬にだけ採れるという花芽も販売。「花芽には独特の辛味と風味がありおいしいが、日持ちしないため今の時期しか食べられない。まさに旬の味覚」と井草さん。購入時には花芽の調理方法やワサビのおろし方、保存方法などもアドバイスするという。

 期間中の営業時間は14時~19時。

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