吉祥寺に2月14日、ギョーザ専門店「GyoZa Brothers(ギョウザブラザーズ)吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-1824)がオープンした。成城学園前店に続き2店舗目。
店舗面積は25坪、席数は42席。「女性1人でも入りやすい店」を目指し、カフェのような内装を意識したという。吉祥寺に出店した理由について、オーナーの金城さんは「街全体に活力があること、三鷹出身の自分にとってなじみ深い街であることが決め手」と話す。
元アパレル企業勤務という金城さんが飲食店経営という異業種に飛び込んだのは、前職で中国の上海、北京に赴任したことがきっかけ。「現地の人たちは食事の時間をコミュニケーションの場として大切にしていて外食の頻度も高い。とにかく『食』というものを非常に重視している印象があった。その光景を見て、誰もが気兼ねなく食事を楽しめる場を提供したいと考えるようになった」と話す。
「幅広い年齢層の方に来てほしい」と価格設定にこだわり、看板メニューの焼きギョーザと水ギョーザはいずれも290円とした。国産食材を使った餡(あん)は野菜が多め。薄皮で包んだ小ぶりなサイズが特徴で、ニンニクの有無を選ぶこともできる。もちもちまるチーズギョーザや揚げエビギョーザ(以上390円)も人気だという。ギョーザ以外の一品料理もそろえ、吉祥寺店の限定メニューとしてマーボー豆腐(590円)も用意する。(価格は全て税別)
金城さんは「吉祥寺は住む人も訪れる人も多い街。買い物や散歩のついでに、仕事帰りの息抜きにと、気軽に立ち寄れる店でありたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時30分~23時30分。17時まではランチセットも提供する。