成蹊大学（武蔵野市北町3）で11月19日・20日、「ミス成蹊コンテスト2016」が開催された。グランプリに文学部国際文化学科3年の家令茉央さんが輝いた。

　毎年11月に開催される同大「欅祭」のメインイベントとして人気の同企画。過去の受賞者にフリーアナウンサーの高島彩さんや宮瀬茉祐子さんを輩出するなど、テレビ局アナウンサーとして活躍する人も多い。

　第55回を迎えた今年のテーマは「けやきらり」。欅祭がきらきら輝く学生生活の思い出になるようにという願いが込められた。今年初めての取り組みとして、地元企業のメガロス吉祥寺店とコラボレーションし、ミスコンの5人のファイナリストは健康美を目指すトレーニングをインストラクターの指導を受けながら行った。

　メガロス吉祥寺店の支配人・沖山さんは「成蹊大学のミスコンということであれば地域貢献できると考え、成蹊大学広告研究会のメンバーを通じ、地元の大学と企業で街を盛り上げるコラボレーション企画を持ちかけた。出場者に健康的な美を提供するため、全面的に施設貸出を受け付けた」と話す。

　「トレーニングの後は筋肉痛がひどく日頃の運動不足を実感。だんだんと体力が付いたのか体が軽くなり、より活動的になれたことが一番うれしい」と話すのは、ミス成蹊に選ばれた家令さん。「活動を通して応援してくれる人とコミュニケーションがとれてうれしかった。たくさんの人に支えてもらって栄冠を手にすることができた。成蹊大学の学生らしいはつらつとしたミスでありたい」と受賞のコメントを口にした。