吉祥寺第一ホテル(武蔵野市吉祥寺本町2)1階のギャラリーケイ(TEL 0422-21-2350)で11月17日、「森」をテーマとした生活アート展「森の千枝(ちえ) 初冬の森で交わされる幾多のささやき」が始まる。
同展は吉祥恬如(きっしょうてんにょ)アートプロジェクトによるもので、今回が第4弾となる。
主催はスリー・ディメンショナル。同社社長でプロジェクトの発起人でもあるデザイナーの三村はじめさんは「今回は初冬の森で葉が落ちた後の枝が織りなす「わびさび」を制作物で表現してもらった。ギャラリーには作家の個展では見ることができない実験的な作品も並ぶ。力量のある作品を見てほしい」と話す。
プロジェクト名の吉祥恬如の「恬如」は造語。口が2つ並んでいるので元気でおしゃべりな女の人というイメージもある。プロジェクト名には女性が元気でいられる場を吉祥寺に提供するという意味も込めたという。
参加アーティストは三村さん(糸と布を用いた作品)、石村てるらさん(ガラス工芸)、ローゼン三早さん(陶芸)、マキコさん(彫塑)、谷本朋子さん(ミニチュアドールハウス)、片山恵美さん(革)、澁谷三恵子さん(ジュエリー)ら25人。
「展示会には会の不偏のテーマである五感に訴えることを織り込んでいる。会場では生活アートをただ見るだけでなく、聴く、嗅ぐ、触る、味わうを感じることができる」と三村さん。
開催時間は12時~18時。(初日は16時からオープニングパーティー、最終日は16時まで)。11月22日まで。