「シナボン」が「シナボン アトレ吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-22-1503)としてシナモンロールの販売を再開して2カ月がたった。
同店は日本1号店として1999年12月にサンロード商店街に出店したが、2002年9月に撤退。再度吉祥寺で販売を始めた背景について、「昨年1月、アトレ吉祥寺の催事に期間限定で出店したところ好評だったので常設店を開いた」と販売スタッフ。場所は吉祥寺駅北口の交番横から中央線の高架下への抜け道のような通路沿いにあるが、「週末や祝日はわざわざ探して来店していただくお客様もいる」という。
米シアトルで誕生した「シナボン」は世界56カ国の店でシナモンロールを販売している。日本の店舗は六本木、原宿、羽田空港など7カ所で営業を展開する。
「シナボンといえば焼きたてを買ってその場で食べるというイメージだが、吉祥寺はお土産用のテークアウト商品を中心に販売している。持ち帰って家庭で温めると焼きたての食感を楽しめる」
専用ボックスで販売している「シナパック」はシナボンクラシック(2個入り、840円)、コンボ(クラシック・ピーカンボン各1個、880円)、ミニボンクラシック(6個入り、1,650円)、ミニトリプルコンボ(ミニボンクラシック・ミニピーカンボン・ミニチョコボン各2個、1,750円)。
「店頭で焼きたての風味を味わうならロール・オン・ザ・ゴーがお薦め。一口サイズにカットしたクラシックロールにキャラメルシナモン風味のペーストとクリームチーズフロスティングをかけたものを温めて出している」とも。
店内にイートインスペースも設けるほか、ドリンクも提供する。ドリップコーヒー、オレンジジュース、ホットティー(各350円)。
営業時間は10時~22時。