吉祥寺で手作りのバウムクーヘンを販売する洋菓子店「バウム吉祥寺」(武蔵野市吉祥寺本町1)の3軒隣に11月20日、イートインスペースを備えた3号店「baum kichijoji」(吉祥寺本町1、TEL 0422-27-6780)がオープンした。
1階は販売のみで、生ケーキは本店や、10月にオープンした2号店「パティスリー吉祥寺」では扱わない商品をそろえるが、オリジナルバウムクーヘンとバウムクーヘンを器に使った生ケーキの「キャラメルカスタード」は販売する。
2階のイートインスペースにはテーブル9卓、26席を用意。生ケーキのほか、メニューとしてバウムクーヘンを使ったワンプレートのデザートを提供する。コーヒー、カフェラテ、紅茶(ダージリン)はセット価格500円。
バウムクーヘンには「こだわりの卵」と北海道産の生クリームを使っている。数種類の小麦粉をブレンドしているため「口溶けや香りも良く、優しい味わいが特徴」だという。
「吉祥寺スイーツ」エリアマネジャーの秋山貴雄さんは、「昨年11月の本店開店当初から要望されていたイートインスペースをようやくオープンすることができた。自慢のバウムを使った、ここでしか味わうことのできないオリジナルスイーツやパティシェが一つ一つ手作りした彩り鮮やかな生ケーキをカフェスペースで味わっていただければ」と話す。
吉祥寺のみで店舗展開を進める同社。「吉祥寺が大好きという社長が、この街においしいスイーツを広めたいという思いから」と秋山さん。当面、吉祥寺以外への出店は考えていないという。
営業時間は10時~20時。水曜定休。