境南ふれあい広場公園(武蔵野市境南町2)で10月18日、今年最後の「さかいマルシェ」が開催される。同イベントは、2012年から毎年4~10月の第2日曜日に開催されているコミュニティーマーケット。毎回10~15店が出店し、500人ほどが来場する。
「人と人の触れ合い」をコンセプトに始まった同イベント。出店者も含め、同じ街で生活する人々との触れ合いを通して、武蔵境の街をもっと好きになってもらい街を活性化させることを目的としている。
当日は、「ベーカリー・カフェ・クラウン」「コックテイルハンバーガーズ」など武蔵境周辺にある地域に根付いた店が多く並び、焼きたてパン、採れたて野菜などを販売。「季節に合った武蔵境の朝の過ごし方を提案する」という。
主催する武蔵境活性化委員会は、2008年7月に武蔵境地区の若手事業主を中心に発足した団体。同イベントのほか、唐辛子やトウモロコシを栽培する農業体験「アグリ体験」、「さかい夜市」などのイベントを開催している。
同委員会の大粒来さんは「さかいマルシェを通して地域とのつながりを感じ、この土地で働いているという意識が芽生える。地域の人と連携して何かをすることは、きっかけがないとできないこと。マルシェを通して結束力やつながりが広くなっていくのを感じている」という。「日曜日のスローな朝を、さかいマルシェで感じていただけたら」とも。
開催時間は9時~11時。雨天中止。