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三鷹ユメノギャラリーにて夢野修也 個展「あやとり」-物語の空間を創造、古本の販売も

写真=個展「あやとり」の内装

写真=個展「あやとり」の内装

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 三鷹ユメノギャラリー(東京都武蔵野市中町1、TEL: 03‐6904‐5963)にて、個展「あやとり」が7月30日(水)まで開催される。同展では、ギャラリーのオーナーである夢野修也さんが空間を製作し、その中で約10名のアーティストが作品の展示販売やワークショップ、ライブを開催するというもの。参加アーティストは別野加奈(歌手)、ポラン書房、コトリ花店、Q-TA(コラージュ作家)、omnivague(ヴィンテージ雑貨屋)、sym(ガラス作家)、住友和花奈(画家)、白井珠希(女優)、宇江野麻聡(フォトグラファー)、日名田愛花(モデル)。※順不同、敬称略。

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 夢野修也さんは1981年生まれ、岡山県出身。今回の個展では「絵本の中に入る事が出来たらきっと楽しいのでは」という想いから、1つの物語を考え、その空間を作るという空間デザインを実施。同展の空間は「ELMA」(エルマ)という動物学者の部屋をイメージしており、自身が経営している「book cafe ORION」のストーリーの続きとなっている。

 「1本の細い糸が、ヒトリ、ヒトリを結び、交差し、カタチを作り、人の手が入ったときに、また、新しいカタチになる、という意味を込め、『あやとり』という名前をつけさせていただいた。作家や、お店の方は勿論、来場をしてくださった方の手で、1つの大きな糸が広がり 、交差し、また新しいカタチが生まれていくきっかけの場所として提供できれば」と、主催の夢野さん。

 参加アーティストの1人である古書店・ポラン書房の前原さんは、「これまで古書展を中心として各種のイベントに出展してきたが、空間作品の一部として古本を展示販売するというのは初めてで実験的な試み。夢野さんの描く物語が細部まで表現され、一歩踏み込めば日常とは見事に分断されたファンタジーの世界が展開する異空間に迷い込むことができる。コンセプトも質の高さも同様のものはなかなか見られないイベントだと思うので、ぜひ多くの方に足を運んでいただければ」と述べている。

開場時間は14:00~21:00。
水曜日休廊 ※最終日のみ開廊
入場料500円。
7月30日(水)まで開催。

詳細はhttp://yumenogellery.wix.com/ayatori 

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