JR中央線の阿佐ヶ谷駅から高円寺方面に4分ほど歩いた高架下スペースに、アニメをテーマとした商店街「阿佐ヶ谷アニメストリート」が3月29日にオープンした。
同ストリートは、JR東日本が中央線阿佐ヶ谷駅から高円寺駅にかけての高架下の用地を開発しているプロジェクト。フィギュア販売や編集スタジオなどアニメに関する16の様々なブースが約120メートルの区間に配置されている。
男装コスプレ用の専門ブランド「Copin」、科学の魅力を体験出来る実験場「マイクロミュージアムカフェ」、アニメ制作会社「サテライト」がプロデュースしたカフェ「SHIROBACO」、制作会社マッドハウスのコンセプトショップ「阿佐ヶ谷MADOHOUSE」の他、トークイベントや展示会ができるスペース、3Dのバーチャルリアリティが体験できる「Oculus Rift」による宇宙遊泳体験、3Dプリンタを使ったアイドルフィギュアの出力サービスなども展開されている。
「阿佐ヶ谷駅・高円寺駅のある杉並区は、アニメの街としても有名です。全国200社あると言われるアニメ会社のなかで、約70社が杉並区にあります」と、担当の鴨志田(かもしだ)さん。「アニメをテーマにした一つのストリートを作ることで、新しいアニメの街を目指します。また、アニメファンであるエンドユーザーの拡大・深度化を図ると共に、エンドユーザー同士の交流の場となり新しい作品・新人クリエーターの創出に繋がる場となるよう展開していきます」とも。
営業時間は11時~18時(各店舗により異なる)。