西荻窪にある本屋「旅の本屋のまど」(東京都杉並区西荻北3、TEL 03-5310-2627) で10月18日、旅行作家の下川裕治(しもかわ ゆうじ)さんの著書「週末台湾でちょっと一息」の刊行記念トークショーが開催される。
下川裕治さんは長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部に入学し、大学在学時代から学生新聞「慶応義塾新聞」などに旅行記やエッセイを発表。卒業後、産経新聞の記者を経てフリーランスになり「12万円で世界を歩く」で旅行作家としてデビュー。アジア、沖縄をフィールドにバスや列車を乗り継ぐバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。著書に「鈍行列車のアジア旅」「世界最悪の鉄道旅行ユーラシア横断2万キロ」「週末アジアでちょっと幸せ」などアジアに関する著書が多数ある。
前作『週末バンコクでちょっと脱力』では、下川さんの第二の故郷ともいえるタイのバンコクで、朝の屋台や運河巡り、歩道のフードコート、川沿いで飲むビール、早朝のマラソン大会など心も体も癒されるディープな週末のバンコク旅の楽しみ方を紹介していた下川さん。本作では夜市のライスカレーやサイクリング、カジュマル、哀愁の北回帰線駅など羽田空港からたった3時間で到着するゆるくて深い週末の台湾旅行の楽しみ方を勧めており、その内容をスライドを交えてトークショーを行なう。トーク終了後、希望者には下川さんのサイン会も行う予定。
「60代を目前にしても今なお現役を旅を続ける下川さんに、ふらっと行く週末台湾の旅の魅力についてスライドを眺めながら、たっぷりと語っていただきます」と担当の川田さん。「日本じゃないのに懐かしさを感じる、下川さん独自のゆるい台湾旅の味わい方が聞けると思うので、台湾や台北に興味がある方はぜひご参加いただければ」とも。
開場19時、開演19時30分。料金は900円。