武蔵野公会堂で(武蔵野市吉祥寺南町1、TEL0422 46 5121)で7月7日、映画「うまれる」の上映会が行われる。
同作は、「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、命を見つめる4組の夫婦の物語を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人とのつながりを考えるドキュメンタリー映画。
「自分のうまれた日が、お母さんの命日になってしまった舞。両親の不仲が原因で、小さいころは『どうしてこの世に生まれたのだろう』と思いながら生きてきた幸子。そして『おなかの中にいる十月十日は生まれてからの80年間よりも大切』と言い続けている小児科医である真弓定夫を父に持つ紗織。この3人が去年、映画『うまれる』を見て感動し、その気持ちをシェアしたいと思った」と、自身の生い立ちも交えながら話す企画責任者の真弓紗織さん。
上映回では、薬や注射を使わない小児科医である真弓定夫さんの講演会も行われる。
「この映画を通して一人でも多くの方に生まれることの尊さ、人とつながる奇跡を感じていただき、『命のバトンリレー』に参加していただけるとうれしい」と来場を呼び掛ける。
上映時間は12時30分開場、13時開演の回と17時30開場、18時開演の2回。料金は2000円(中学生以下1000円)。詳細は公式ブログで確認できる。