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吉祥寺美術館で現代アートの先駆者・中ザワヒデキさん企画展

《シリョクヒョウ》1988年 アクリル、板 松前公高氏蔵

《シリョクヒョウ》1988年 アクリル、板 松前公高氏蔵

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 武蔵野市立吉祥寺美術館(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-0385)の企画展示室で12月8日、中ザワヒデキさんの企画展「脳で視るアート」が始まった。

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 中ザワさんは、「バカCG」「方法絵画」「脳波ドローイング」など独自の世界観で打ち出すユニークな作風が特徴の現代美術家として知られる。「今回は、脳の知覚作用や視覚生理を切り口とした作品を中心にピックアップし、中ザワが追究する方法理論に裏打ちされた独自の現代アートの世界を紹介する」と同館スタッフ。総展示作品数は55点を予定する。

 期間中は、関連イベントも企画。2013年1月20日・2月10日には、中ザワさんが自ら展示室内で新作「盤上布石絵画」の配置換えを行う「中ザワヒデキによる新作設置」を開催。1月26日には「《脳波ドローイング》の生まれた日」を、2月16日には「中ザワヒデキの美術」をテーマに、それぞれ中ザワさんによるトークショーを予定する。

 開館時間は10時30分~19時30分。入館料=100円 (小学生以下・65歳以上・障がい者は無料)。水曜定休。2月17日まで(12月26日・28日、翌年1月4日・30日は休館)。

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