「吉祥寺第一ホテル」 （武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-4411）の開業25周年を記念した全面リニューアルが11月1日に完了した。ホテル部分のリニューアルを9月1日に完了させ、10月末にビル全体の工事を終えた。

新装オープンした「一寿し」。客席は倍に

　「武蔵野の自然」をイメージし、客室内の壁面にはそれぞれハナミズキやツツジ、フヨウ、コブシの花モチーフをあしらい、フロア廊下や客室内に敷かれたじゅうたんには木々のデザインを施し、温かみのある明るい空間へと一新。機能面でも、快適な寝心地を考慮したシモンズ製ベッドを導入し、プラズマクラスター搭載の空気清浄機を全室に採用したほか、インターネットの高速回線に加え、Wi-Fi環境も整備しIT対応も強化した。

　全面リニューアルに先駆け、新装オープンした「一寿し」が8月1日から営業を開始。席数は従来の倍となる48席となり、個室を3室新設した。小さな子ども連れの家族でも快適に利用できるようベンチシートを活用した個室プランなども用意する。「さっそくご家族連れのお客さまにご利用いただきご好評いただいている。今の季節はフグ懐石のコースがおすすめ」と同ホテル広報担当の松浦さん。

　「今回のリニューアルは『夢と感動を送る』がテーマ。地域の方々に支えていただき25周年という節目を迎えられた。これからも地域に貢献していけるよう尽力したい」とも。