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アートの祭典「TERATOTERA」、舞台は吉祥寺へーいせや公園店「引き興し」も

「TERATOTERA2012」後期ポスター

「TERATOTERA2012」後期ポスター

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 JR中央線・高円寺から吉祥寺駅間をリレー形式で移動しながら展開する大規模展覧会「TERATOTERA2012」の後期シリーズが10月20日に始まる。

 9月17日から10月14日まで、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪をメーン会場に、「NEO公共」をテーマに掲げて行われてきた同イベント。後期シーズンでは舞台を吉祥寺に移し、フィナーレに向けてさまざまなイベントを仕掛ける。

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 「バウスシアター」(武蔵野市吉祥寺本町1)では、現代アーティストによる映像作品をオムニバスで14日間にわたり上映。「NEO公共」をテーマにChim↑Pomをはじめとした10組の作家が独自の視点で作品を制作。「映画館という環境ならではの美術館とはひと味違う見え方を楽しんでほしい」と同イベントスタッフの小澤さん。

 「武蔵野商工会館」(同)では、10月21日、TERATOTERA活動地域で街づくりプロジェクトを展開する人々として、同イベント総合ディレクターの小川希さんや高円寺「素人の乱」の松本哉さん、西荻窪の「西荻茶散歩」をプロデュースする國時誠さんを迎え、「まちプロジェクト会議」や新しい公共性について考察するシンポジウムを開催。同31日には「新しい公共」をテーマに、建築家の伊東豊雄さん、アーティストの川俣正さんを迎えシンポジウムを行う。

 フィナーレを飾るのは、11月3日・4日の2日間にわたり行われる、井の頭恩賜公園での野外アート展。計10組のアーティストが参加し、ユニークな作品を展開。現代美術活動家の加藤翼さんの作品は、今年7月に解体された「いせや公園店」の廃材を使った参加型アートプロジェクト。老朽化のため惜しまれつつも解体された同店の廃材を譲り受け作ったという巨大な構築物を、参加者と皆で力を合わせてロープを引っ張り転がすという「引き興し」を行う。

 クロージングスペシャルとして、ミュージシャンの「テニスコーツ」やダンスデュオ「ほうほう堂」によるパフォーマンスも披露される予定。各イベントの開催時間などはホームページで確認できる。