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吉祥寺の古書店「百年」で人工知能にまつわるトークイベント

「百年」で行われた過去のイベントの様子

「百年」で行われた過去のイベントの様子

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 吉祥寺の古書店「百年」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6885)で4月14日、「魂と体、脳 計算機とドゥルーズで考える心身問題」(講談社)の刊行を記念したトークイベントが開催される。

「百年」店内の様子

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 同書は、例えば恋をしているときの突き刺すような心の痛みなど、伝えることはできても証明することはできないような、存在しているかどうか伝えられない物事の証明を試みた一冊。ドイツの哲学者・ライプニッツが提唱したモナドロジーとフランスの哲学者・ドゥールーズの思考を手掛かりに、コンピューター・シミュレーションを用いた手法で展開する。

 当日は、著書で哲学者の西川アサキさんと画家の古谷利裕さんが登場。司会は西川さんと高校時代からの友人で映像作家の金子遊さんが務める。同書について、古谷さんは「1ページ読み進める度に、目の前にある壁がガラガラと崩れ落ちてゆくような感じ」と話し、金子さんは学生時代から同書の内容を聞かされていたという。

 同店の樽本店長は「聞き慣れない単語が多く、難しいと思ってしまう人もいるかもしれないが、哲学や脳科学、人工知能に興味のある方はぜひ参加してほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は13時~15時。参加費は1,000円で、当日までに同店で同書を購入すると100円引きになる。同店のホームページで申し込みを受け付けている。

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