井の頭公園隣接の集合住宅が「グッドデザイン賞」受賞

敷地面積の3分の1に及ぶ自然林を擁する

敷地面積の3分の1に及ぶ自然林を擁する

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 10月2日、「2006年グッドデザイン賞」受賞作品が発表され、井の頭公園に隣接するマンション「井の頭公園パークハウス吉祥寺南町」(武蔵野市吉祥寺南町3)が選ばれた。

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 同マンションは、三菱地所(東京都千代田区)が手掛けた分譲マンションで、2005年11月に竣工したもの。設計・デザインは三菱地所設計の大内政男さんが手掛けた。南側が井の頭公園に隣接し、13,178平方メートルの敷地内に約4,000平方メートルに及ぶ自然林を擁するなど環境共生が図られているのが特徴。建築地は第1種低層住居専用地域に指定されていたが、自然林を保全する目的で高さ制限の緩和を受け、地上4階地下1階建てとなった。延べ床面積は15,160平方メートルで、全119戸。外壁は、環境に調和するよう磁器質タイル貼りとなっている。同マンションは建築・環境デザイン部門で、誠実さ、デザインに対する魅力度、提案の新しさ、環境との調和などが評価され受賞した。

 同賞は財団法人日本産業デザイン振興会が主催するもので、デザインの普及や産業発展への貢献などを目的として1957年に創設された。現在まで3万点以上のグッドデザインを輩出している。現在、同賞創設50周年を記念した巡回展が、東京藝術大学大学美術館(東京都台東区)を皮切りに開催されている。

2006年グッドデザイン賞

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