10月7日より吉祥寺周辺で、アニメの複合イベント「吉祥寺アニメワンダーランド2006」が開催される。
同イベントは1999年、吉祥寺駅の開業100周年記念事業としてスタートしたもので、今回で8回目。商店会や商工会議所、吉祥寺在住の漫画家やアニメ制作スタジオなどが中心となり、吉祥寺シアターや井の頭公園、商業施設などを会場として、街ぐるみで開催している。
毎回、地元のクリエーターが手掛けるメーンビジュアルは、「となりのトトロ」「魔女の宅急便」(宮崎駿監督)のラインプロデューサーを務めた田中栄子さんが主宰するアニメ制作会社STUDIO4℃(武蔵野市吉祥寺本町2)が担当した。キャラクターは、12月に公開を予定している松本大洋さん原作のアニメ「鉄コン筋クリート」。劇中では、吉祥寺にある銭湯・弁天湯で録音された銭湯のシーンも登場するという。
内容は、「吉祥寺アニメ名所スタンプツアー」(10月7日)や、アニメ・セロ弾きのゴーシュなどを上映する「森の映画館」(10月7・8日)、東急百貨店へ会場を移して開催する恒例の「吉祥寺おもちゃ市場」(10月14・15日)、絵本のキャラクター・メイシーちゃんのパフォーマンスや、声優・神谷明さんのステージが見られる「森のわくわくステージ」(10月7・8日)、STUDIO4℃の制作チームや竹熊健太郎さんが審査員を務めるアマチュアアニメーション作家のコンペ「吉祥寺アニメーション映画祭」(10月13日)など。
そのほか、水森亜土さん、一条ゆかりさんなど吉祥寺にゆかりのある漫画家が手掛けた「吉祥寺発アニメワンダーランド絵入葉書」も発売される。10月15日まで。