吉祥寺パルコ(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-21-8111)7階の催事スペースで現在、日本人デザイナーによる木製玩具ブランド「遊ぶ木」の期間限定ショップが出店されている。
「遊ぶ木」は日本でデザインされ、日本人の職人や作家が丁寧に製造している「木のおもちゃ」を紹介しようと今年1月にできたおもちゃクリエーターによる集合体。10ブランドが集まり、イベントやワークショップなどを通じて「高品質で物語性のある」日本の木のおもちゃをセレクトし、多くの子どもたちに触れてもらうための活動に取り組んでいる。
今回は「おもちゃを贈る バレンタイン」をテーマに、「遊ぶ木」に名を連ねるブランド「おもちゃのこまーむ」「工房mapa」「Mastro Geppetto」「ラトル工房boo tale boo」「atelier-fu」「moku design」の6ブランドがパズルやラトル、着せ替えできる人形、積み木など100以上のアイテムをそろえる。
魚眼レンズを使ったカメラ「Ciack!」(3,990円)や、スマートフォンのような「Squillo」(1,575円)は大人も楽しめるおもちゃ。お風呂でも遊べる動物の積み木「Noe」(5,250円)は水に強い米ヒバで作られている。指にはめて遊ぶ木靴「Tapnet」(2,520円)はぴったり入る木箱が付く。
「遊ぶ木」の事務局を務める小松和人さん(おもちゃのこまーむ)は「木のおもちゃというとヨーロッパや東南アジアのものというイメージがある。日本の子どもたちが最初に触れるおもちゃが海外のものというのは少し寂しい。オリジナリティーのある商品をアピールして、日本の木のおもちゃを市場として確立させていきたい」と話す。成長して遊び終わっても飾ったりできるようインテリア性も重視しているという
営業時間は10時~21時。2月5日まで。