吉祥寺駅北口の「ハモニカ横丁」（武蔵野市吉祥寺本町1）で11月20日、「朝市」が開催される。

　「飲食街のイメージの強い横丁の違った一面に触れてもらうことで街を身近に感じてもらいたい」と有志が始めた同イベントは6回目。雑貨、おもちゃ、石巻焼きそば、生花、魚加工品、中華麺、古本、骨董（こっとう）品、日用品、食品などを販売する。

　当日は、「珍来亭」「スパ吉」「若葉」「葱坊主」の各店の生麺に石巻焼きそばを加えた5種類の麺を詰め合わせした「ハモニカ横丁麺づくしセット」（1,200円）を限定販売する。「麺づくしセットは、9月からそれぞれの店舗と話しを重ね実現した。これまでハモニカ横丁でいくつかの店舗が一緒に一つの商品を出したことはなく、新たな挑戦。朝市を通して横丁の違った顔を体験していただけたら」と珍来亭の飯田さん。

　「ミュンヘン」2階では、似顔絵イラストレーターのオクノアキさんによる「芸術の秋・親子似顔絵教室」を開催。テレビ番組などでも活躍するオクノさんは、似顔絵マスターグランドチャンピオン大会に2回出場している。「普段お子さまと一緒にお絵かきをする機会がない方でも早起きして、ご家族で芸術の秋を感じてもらえたら」と朝市広報担当の松江さん。「イベントを通してハモニカ横丁が親子で過ごした大切な思い出の場所の一つになれれば」とも。

　開催時間は7時～10時。雨天決行。似顔絵教室は参加無料。