高円寺で8月27日・28日、「がんばろう日本!! 震災復興支援 第55回東京高円寺阿波おどり」が開催される。
1957(昭和32)年に、一つの商店街がまちおこしを目的として始めた高円寺の阿波おどり大会。隣接する商店街、町会、自治会へと大会参加が拡大し、本場「徳島市阿波おどり」に次ぐ規模にまで発展。現在では東京の夏の風物詩の一つとして定着するまでになった。
会場は、JR「高円寺」駅から地下鉄丸の内線「新高円寺」駅を結ぶ周辺の商店街と高南通りの8演舞場。参加連は延べ150連。観客は昨年実績で100万人に上る。JR高円寺駅では現在、8月限定で「阿波おどり発車メロディー」が使われ、開催ムードを盛り上げている。例年は夕方から夜にかけ開催されていたが、電力供給に配慮して今年は昼間の開催となる。
復興支援を掲げ、「セシオン杉並」(梅里1)と「座・高円寺」(高円寺北2)の2会場で開催される「舞台踊り」では募金活動も行う。「本来なら本会場で募金活動を行いたいのだが、例年の混雑ぶりではとてもできないと判断した」と同振興協会担当者。「阿波おどりで高円寺から元気を届け、復興に向けて支援の輪を広げていきたい」とも。
開催時間は15時~18時。小雨決行。