井の頭公園の南、連雀通り沿いに2月7日、豚骨ラーメン店「蜻家(あきづや)」(三鷹市下連雀1、TEL 0422-26-6704)がオープンした。
店舗面積は7坪で、席数はカウンター6席、テーブル4席の計10席。駅からかなり離れた立地ながら、既に昼には行列ができている。店主は、同店が初めての飲食店経営になるという丸山さん。「この店の味を作ったのは大将の斉藤規夫さん。『一風堂』『きら星』『武蔵家』で修行した家系豚骨のプロフェッショナルなので全てを任せている」。
メニューは、豚骨醤油らーめん(600円)、魚介豚骨らーめん(700円)、油そば(500円)。ノリ、味付け卵(以上100円)のトッピングのほか、20円以上のカンパを払えばお代わり自由のライスも。麺は「つけめんTETSU」も手がける村上朝日製麺所(新座市)と共同開発したストレート中太麺を使う。スープは圧力寸胴鍋で豚骨の臭みを取り除いた「クリーミーでコクのある」豚骨しょうゆ。「吉祥寺ということで、乳化させた豚骨スープ独特の匂いをやめてクリーミーな臭みの無いスープを選んだ」と丸山さん。
出店場所に吉祥寺を選んだ理由については、「私も妻も店長もみんな地元出身で、斉藤さんも三鷹の出身だからここを選んだ。吉祥寺の地元に愛される店になりたい」と話す。「オープンしたばかりなので、スープの作る量を調整している段階。ゆくゆくはスタッフを増やして深夜まで営業できるようにしたい」とも。
営業時間は11時~スープが無くなるまで。日曜定休。