吉祥寺にオリジナルデザインの家具を販売する「del bianco(デル・ビアンコ)」(武蔵野市御殿山1、TEL 0422-26-5478)がオープンして2カ月がたった。
店舗面積は21坪。明るい店内には、ナラ材のスリットテーブル(19万7,000円)やシンプルなデザインのボーダーチェア(4万3,000円)、オープンシェル(6万9,300円)など、自社工場の家具職人によるムクのナラ材を使ったオリジナルデザインの家具が並ぶ。ほかにも作家が手がけたテーブルウエアやインテリア雑貨も置き、オーダー家具も扱う。
店長の山形喜子さんは元美容師。夫の会社が家具店を開くことになり、そのスタッフの姿勢や取り組みに動かされ、10年働いていた美容師からの転職を決断したという。「私も物を作ることが好きだったので一緒に仕事をしたかった」。
オープンして2カ月。「最初は何の店か分からなかったようで、カフェやレストランと間違えて来店する方もいたほど。今は表に看板を置いて家具店と分かってもらえるようになった。開店当初よりインテリア小物も増え、春夏に向けたガラス製品も並ぶようになった」と山形さん。
現在は、20~60代の夫婦や家族連れが多く来店するという。「私自身子どもがいるので、変化していく生活のパターンでも長く使ってもらえる家具を提案できれば。季節ごとに増えていくアイテムもあるので気軽に来てほしい」とも。
営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。