吉祥寺のギャラリーカフェ「cafe & galeria PARADA(カフェ&ギャラリア パラーダ)」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 0422-27-6680)は8月3日より、展示企画「恒松正敏展-夏-」を開催する。
恒松さんは1952(昭和27)年熊本県生まれ。東京芸術大学油画専攻卒業、同大学院中退後、70年代後期にギタリストとしてロック・バンド「フリクション」に加入。「東京ロッカーズ」と呼ばれたムーブメントの中心的存在として注目を集めた。画家としては1986(昭和61)年から作品を発表し、ギャラリーや美術館などで多数の個展を開催してきた。映画でも絵画の制作や美術を担当し、「白痴」(手塚眞監督)、「スカイハイ」(北村龍平監督)、「下弦の月~ラスト・クォーター」(二階健監督)、「ハゲタカ」(大友啓史監督)などにも参加。これまでに書籍の装画も多数手がけてきた。
同展では、うちわに墨で描いた作品を中心に発表する。作品点数は約10点。中林さんは「恒松さんはミュージシャンやアーティストとして、『動』と『静』の間を行ったり来たりする。いつもとは一味違った作品を見てもらえるのでは」と話す。
会期中にはイベントも予定。開催前日の2日にはオープニングパーティーを、同7日にはソロのアコースティックライブを開催する。いずれも開催は19時~。ライブの参加費は2,000円 (1ドリンク付き)。電話またはメールで要予約。
営業時間は11時30分~22時(日曜は20時まで)。月曜定休。8月15日まで。