高円寺で8月29日・30日、「第53回 東京高円寺阿波おどり」が開催される。主催はNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会(杉並区高円寺南3)。
同祭は1957(昭和32)年、高円寺パル商店街振興組合に発足した青年部が、商店街の活性化と同部発足の記念行事として始めたもの。4年後の1961(昭和36)年ごろには阿波踊りの発祥地、徳島との交流も始まり、スタート当初は数千人ほどだった動員数も1989年に入り規模はさらに拡大。現在では毎年120万人の観客を動員する。
会場となるのはJR高円寺駅を間にして南北に広がる商店街のほか、駅前や同駅の南側に伸びる高南通りなど9カ所の演舞場。近年は約70余連が参加。セシオン杉並では「おどれ高円寺セシオン2009」も開催する。時間は12時~16時すぎ。
法被とはちまきを身に着けた「阿波おどりなみすけ」がパンフレットや荻窪駅地下道のポスターに登場。JR高円寺駅の1番・2番線ホームでは、期間限定で発車メロディーが阿波おどり風の音色になっている(今月31日まで)。
開催時間は両日とも18時~21時。祭り当日と予備日の31日は青梅街道、環状七号線、早稲田通り、馬橋通りに囲まれた会場周辺の高円寺南北区域で、17時15分~21時30分まで交通規制が行われる。