三鷹天命反転住宅(三鷹市大沢2、TEL 0422-26-4966)で8月1日・8日、第1回写真ワークショップ「三鷹天命反転住宅を撮る」が開催される。主催は同住宅に事務所を設けるABRF(大沢2)。
同ワークショップは「重力に支配されない写真映像」をテーマに、写真家・伊奈英次さんを講師に迎える。「重力や引力、それにともなって作用するバランス感覚としての水平垂直意識を、三鷹天命反転住宅を無重力状態にある人工衛星の中として仮定し、その中で写真を撮ってみようという試み」(同イベント担当者)。
伊奈さんは1957(昭和32)年愛知県生まれ。東京綜合写真専門学校研究科を卒業。現在は、東京綜合写真専門学校の講師を務める。昨年、アメリカの出版社より写真集「EMPEROR OF JAPAN」を刊行した。
8月1日はガイダンスと撮影会を行い(開催時間は11時~16時)、8日にはアーティストトークと講評を行う(開催時間は13時~16時)。
伊奈さんは「天地左右あらゆる角度でカメラを振り回して、撮影してみようではありませんか。それによって普段無意識に支配されている重力というものを改めて考え問い直してみようという試み」と説明する。
同イベント担当者は「このワークショップは写真の知識や技術は問わない。アナログでもデジタルでも自分のカメラを持っている人ならどなたでも参加可能」と話す。
定員は20人、参加資格は小学生以上で自分のカメラで写真が撮れる人。参加費は、2日間で7,000円(講評時のプリントを講師に注文する場合は別途1,000円)。