吉祥寺のギャラリー「にじ画廊」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-21-2177)で4月23日より、デザインレーベル「Seto(セト)」による「かみのどうぶつ展」が開催される。
同展では、1枚のカードを切ったり、折ったりすることでチョウチョなどの生き物が完成するペーパークラフトカード、愛・地球博や動物園で行ってきたアートワークを展示する。ペーパークラフトカードはすべて新種でリニューアルした新作。期間中、来場者とともに作品を作り上げるアートワークも予定。
セトは、瀬戸けいたさん、なおよさん夫婦によるデザインレーベル。1999年より「九印・9brand」として活動を開始し、2008年に名称を「Seto」に変更。コンセプトは、「Think Creatures./いきものに学ぶ」こと。2002年にナイキジャパン「RECONSTRUCT展」に参加、2005年に「Crittercard~あそべるかみのどうぶつたち」(PIE BOOKS)を出版、昨年はグッドトイ賞を受賞した「M.O.C system」がニューヨークのMoMA storeで発売されるなど、デザインやアートワークの提供、展示会など幅広く活動する。定番商品は、鎌倉の直営店や正規取扱店、オンラインショップで販売する。
同画廊担当者は「セトが手がけるグラフィックワークは、シンプルな幾何学を用いて構成し、生き物の特徴や行動の意味を抽象的かつ明確に表現している。今回展示する『かみのどうぶつたち』は、平面にも立体にもなる紙という素材を通し、それぞれが生き物に学んだ何かを伝えてくれる」と話す。
営業時間は12時~20時。5月12日まで。初日18時~20時にレセプションパーティーを開く。