杉並アニメーションミュージアム(杉並区上荻3、TEL 03-3396-1510)で開催されている「赤塚不二夫と愉快な仲間たち これでいいのだニャロメ!展~『天才バカボン』『もーれつア太郎』40歳なのだ~」で9月15日、トークイベント「赤塚不二夫誕生日スペシャル トキワ荘から十二社なのだ」が開催される。
同展は、赤塚不二夫さんの漫画家デビュー50周年を記念して開催されている。赤塚不二夫さんは1956年に「嵐をこえて」で漫画家デビュー、その後トキワ荘に入居。「天才バカボン」「もーれつア太郎」「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」などを発表してきた。
トークイベントは赤塚さんの誕生日である9月14日にちなんで、ゆかりのあるゲスト、漫画家の藤子不二雄(A)さんと、トキワ荘出身の漫画家らが設立したアニメーション制作会社「スタジオ・ゼロ」代表で同館館長の鈴木伸一さんが登場。昭和40年、新宿・十二社のビルに活動の場を広げ、漫画やアニメに情熱を傾けた若者たちの青春に迫る。
8月30日より申し込みを開始したところ、1時間かからずに定員(先着55人)に達してしまった。定員に達した後の問い合わせも殺到し、「もっと多くの方にイベントを見ていただきたい」(同館担当者)と、特別にイベント会場の外(ミュージアムの4階フロア)に42インチのプラズマテレビを設置し、会場の模様をライブ上映することを決めた。
同館担当者は「予想以上の反響に、赤塚先生および藤子先生の人気の高さを再認識させられ、驚かされた」と話している。開催時間は14時~。入場無料。