大貫伸樹さんが装丁を語るイベント-セレクト古書店「百年」で開催

本の装丁を語るイベントが吉祥寺の「百年」で開催される

本の装丁を語るイベントが吉祥寺の「百年」で開催される

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 セレクト古書店「OLD / NEW SELECT BOOKSHOP 百年」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-27-6885)は8月3日、書籍の装丁について語るイベント「百年『と』装丁探索 ~私の好きな装丁家8人衆」を行う。

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 ブックデザイナーであり、装丁史研究家でもある大貫伸樹さんが、明治末から昭和初期にかけて活躍した装丁家の本を手にとり、装丁の魅力を語る。

 取り上げるのは橋口五葉、杉浦非水、恩地孝四郎、木下杢太郎、竹久夢二、村山知義、柳瀬正夢、斉藤昌三などの高名な装丁家で、彼らがアール・ヌーヴォー、アール・デコ、前衛美術などの影響を受けながら腕を競い合いあった時代を、本を楽しむという視点から解説する。

 1949年茨城出身の大貫さんは、東京造形大学グラフィックデザイン科卒業。これまでに「装丁探索」でゲスナー賞、造本装幀コンクール展を受賞。「製本探索」や「本の手帳」などの著作がある。

 同店オーナーの樽本さんは「本の楽しみ方の一つとして装丁というものがあり、装丁とは洋服みたいなもの。最近は若い女性などに装丁の魅力が伝わり始めているようで人気も高い。今回のイベントで、華やかな本、奇怪な本、モダンな本など、読者や作家を驚かせてきた装丁を実際に目にしてほしい」と話す。

 時間は20時~22時。料金は800円(1ドリンク付き)。

OLD / NEW SELECT BOOKSHOP 百年

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