吉祥寺に「東京麺通団」出店-新宿店元店長がのれん分け

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 東京麺通団新宿店(新宿区)の店長・統括マネージャーを務めていた山中信二さん(DANK社長)が7月9日、麺通団吉祥寺店(武蔵野市吉祥寺本町1)を開店した。

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 東京麺通団とは、香川県のタウン情報誌の編集長を務める田尾和さんが総合プロデュースを務める本格派の讃岐うどん店で、福岡、名古屋にも出店している。同氏は讃岐うどんブームの火付け役として、1999年に「高松市文化奨励賞」、2003年に「香川県かがわ21世紀大賞」を受賞している。

 吉祥寺店を立ち上げた山中さんは、麺通団の中核メンバーとして、オリジナル・ダシの製作などを担当していたが、「以前から探していた吉祥寺に出店用の良い物件が見つかった」(山中さん)ため麺通団から独立し、のれん分けにより同店を開店した。店舗面積は約25坪。

 吉祥寺を選んだ理由について山中さんは「老若男女を問わず人が多く集まり、活気がある吉祥寺が大好き。以前から店を出すなら吉祥寺と決めていた」と話す。オープン当日はあえて派手な演出をせず、「まるで以前からそこに存在していたように、何気なく開店した。メディアを使って知名度を上げるより、地域に密着しながら徐々に親しまれるようになりたい。人気を一気に獲得するより味で勝負したいので、リピーターを大切にしたい」(山中さん)。

 同店のメニューは基本的に新宿店と同じだが、「スパイスを多種使い長時間煮込んだ本格的カレーをかけた『カレーのかまたまうどん』」450円(小)・550円(中)・650円(大)や、「オリジナルソースを下に敷き、上に乗せた辛みスパイスと2種類の味が楽しめる」(山中さん)「冷やしたんたんうどん」500円(小)・600円(中)・700円(大)など、夜だけの特別日替わりメニューも提供している。想定客単価は700円で、月商700万円を目指す。

 営業時間は11時~翌0時30分。無休。

麺通団公式サイト

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