ユニクロ(山口市)は7月6日、ヨドバシ吉祥寺ビルの7階に「ユニクロ ヨドバシ吉祥寺店」(武蔵野市吉祥寺本町1)をオープンする。売場面積は標準的なユニクロ店舗の 2.5 倍となる約480坪。流行を取り入れた特別商品などを用意し、豊富な品ぞろえを展開する。
店舗デザインは、白を基調としたタイルやガラスを使い、「清潔感のあるクリアなイメージを演出」(ユニクロ)した。店内は「ウィメンズ」「メンズ」「キッズ」といった区分けを行い、500アイテムにのぼる商品を見やすく配置。広い売り場面積を生かし、定番商品に加えて、女性向け商品や、売れ筋商品の店頭在庫を拡充する。ディスプレーについては、コーディネートの提案を視覚に訴えるビジュアルマーチャンダイジング(VMD)を強化し、デザイン性の高い商品の品ぞろえにも注力する。
今回のヨドバシ吉祥寺ビルへの出店理由について同社広報担当者は「吉祥寺は感度の高い人々が集まる場所で、商圏も大きく、小規模商店と大型店が共存しあう魅力的な街。大阪梅田のヨドバシカメラビル内への出店成功例もあり、集客力の高さに期待ができることから、同ビルへの進出を決めた。より一層の相乗効果を生んでいきたい」と話す。
同社では、2004年の大阪心斎橋店オープンから大型店戦略を開始し、現在は25店舗を展開している。500坪級の大型店を「成長エンジン」と位置づけ、独自の商品開発・構成を進めている。今後3年間で100出店を目標に、全国規模で積極的に大型店への出店を行う方針。
営業時間は9時30分~22時。