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吉祥寺に爬虫類カフェ「はちゅカフェ」 店内にイグアナやトカゲなど

外階段を上がって2階にある「はちゅカフェ」の入口

外階段を上がって2階にある「はちゅカフェ」の入口

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 吉祥寺に蛇やトカゲなどの爬虫(はちゅう)類と触れ合える「はちゅカフェ」(武蔵野市吉祥寺本町4、TEL 0422-26-6457)がオープンして半年が経った。

キャストで一番人気の「フトアゴヒゲトカゲ」

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 店長の平山宗隆さんは「井の頭公園が街中にあるなど自然が豊かでサブカルチャーが育つ土壌を持つ吉祥寺で、爬虫類を好む女性をターゲットに店を始めたが、最近は親子連れの来店が増えた。お子さまに誘われこわごわ来店したお母さんが興味を持つようになるのを見るがうれしい」と話す。

 店舗面積は12坪ほどで、4人掛けテーブル1卓、2人掛け2卓、カウンター5席を用意。「キャスト」と呼ばれる爬虫類15種類40匹を常時展示する。一番人気はオレンジ色の「フトアゴヒゲトカゲ」。他に「マルティニークブルーイグアナ」、「ニシアフリカトカゲモドキ」、ニシキヘビの「ボールパイソン」など。

 システムはシートチャージ500円。1人1品以上のドリンクかフードを注文する。キャストと触れ合うには別途500円が必要。カフェメニューは、ソフトドリンク、ノンアルコール(以上500円)、ビール(700円)、カクテル(550円~)、デザート(450円~、以上全て税別)。

 自身も爬虫類好きで接し方や育て方にも精通し、店にいるキャストの7割を所有している平山さんは荻窪の高校を卒業。グロービス経営大学院で10年学びながら勤めた後、自分のビジネスを始めたいと同店を起業。現在も同校客員准教授の肩書きを持つ。

 平山さんは吉祥寺での営業を振り返り、「2階にある場所をネットでリサーチしてから訪れるという流れを想定していたので、1階に目立つものがなくても、お客さま入ると想定していた」という。半年たって別の流れが見えてきたため、「店の前の通りを歩いていて何だろうと興味を持って来店する人にも分かりやすいように」とポスター2種類作った。

 「出合う機会も少ない爬虫類を生で見ることで何よりも生き物の大切さを知ってほしい。共通の趣味を持つ人が言葉を交わし出会う場所を提供していきたい」とカフェへの思いを語る。

 営業時間は12時~20時。営業日はホームページで確認できる。

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