中道通りの吉祥寺西公園(武蔵野市吉祥寺本町3)で12月11日、400本のLEDキャンドルに明かりを入れる点灯式が行われた。主催は中道通り商店会で、今年が初めてとなる。
オープニングでは「RB-SOUL(ラブソウル)(武蔵野市西久保2)の子どもたちによるダンスパフォーマンスに続き、「Joji Madams(ジョージマダムス)」のゴスペルが披露された。
公園にはキャンドルで形作られたクリスマスツリーや塔が置かれ、それに続く光の道も作られた。ディスプレーには吉祥寺で活動する「赤い椅子(いす)プロジェクト」の協力で提供された赤いいすも利用された。
同商店会の坂井健司会長は「クリスマスの時期、中道通りらしいライトアップができないかと企画した。400本のろうそくをともして何ができるか試行錯誤だったが、クリスマスの衣装を着た子どもたちがキャンドルの周りを走り回ると明かりが点く演出で地域との温かみのあるつながりを表現できた。中道通りの冬の風物詩として定着するよう来年につなげたい」と意気込む。
同園にキャンドルがともるのは一夜だけだが、「中道通りキャンドルナイトハートフルストリート」として「珈琲散歩」「コペント・ガーデンバザール」「マーガレットハウエル」「はらドーナツ」など商店街西エリアの40の店頭にともされる。
「中道通りは全長約540メートルで吉祥寺最長の商店街。キャンドルの明かりをたどりながら西公園がある通りの奥まで足を運んでいただければ」とも。
キャンドルの点灯は各店の営業時間内。今月25日まで。