吉祥寺の中道通りに6月17日、山形三元豚「米澤豚一番育ち」の肉を100%使ったハンバーグ専門店「BON GOUT HAMBURG(ボングーハンバーグ)」(武蔵野市吉祥寺本町2、TEL 0422-23-7920)がオープンした。
同店は、「ジャーナルスタンダード」「スピック&スパン」などを展開するベイクルーズグループ(渋谷区)が3月にオープンした渋谷店に次いで開いた2号店となる。
「渋谷の店は地下1階のベーカリーショップの中に併設しているので、ハンバーガーのレストランとは分かりにくい。人が住んで生活している街として選んだ吉祥寺は通りに面した店なので、ハンバーガー事業のこれからの主流となる」と同グループのハンバーグ事業を統括する高橋秀典さんは話す。
ハンバーグはプレーン(1,000円)、ブラックペッパー(1,100円)、和風(1,200円)など7種類を用意。メインは、パティにナッツを練り込んで食感を出し、チーズで包んで焼き上げ、鉄板で提供する「ボングーハンバーグ」(1,280円)で、店名にもなっている。ソースはデミグラス、クリームソ(マスタード風味)、フルーツビネガー(ゆず湖沼風味)の3種類から選べる。
おつまみにもなるサイドデッシュは魚介のカルパッチョ(980円)、ポークスペアリブ(1ピース600円)、生ハム(500円)。ドリンクはコーヒー、紅茶(以上450円)などのソフトドリンクのほか、ドラフトビー(600円)、グラスワイン(500円~)、日本酒(600円)などのアルコールもそろえる(価格は全て税別)。
「中道通りでは昔からの店が営業を続けている。当店は新しく生まれ変わった雰囲気の中にニューヨークのMP地区のイメージを内装に使いセンスの良さも取り入れた。ショッピングで道行く人や近所に住む人も親しみを感じて一休みするために立ち寄るように自然に入ってきてほしい」と高橋さん。「豚はビタミンB1が豊富でハンバーグにしても胸焼けしない。ヘルシーで日本人の食に合っている。新しいハンバーグの食べ方を根付かせたい」とも。
営業時間は11時~15時、17時~22時(土曜・日曜・祝日は11時~22時)。