吉祥寺で現在、北欧をテーマにしたイベント「北欧WALK2015」が開催されている。
同イベントは今年で3回目。東急百貨店の脇を入った大正通りは北欧系の店が多くあり、別名「北欧通り」と呼ばれるほど。コピス吉祥寺、カフェ、レストラン、家具店など10店が参加する。「最初は少なかったが、北欧をテーマにした店が集まる場所として広まり、さらに増えたのでは。実際には参加店の倍以上の店がある」と同イベント担当の阿須間さん。
本場で修業したシェフが開いたスウェーデン料理店「ALLT GOTT(アルトゴット)」は今年で13年目を迎え北欧通りの先駆けともいえる存在だ。
映画「かもめ食堂」で注目を集めたフィンランド風シナモンロールを販売する「cafe moi(カフェモイ)」、フィンランドで40店舗以上を展開する「Arnolds(アーノルド)」の日本1号店、ビンテージ家具を扱う「Please」「Bellbet吉祥寺」「Lewis吉祥寺」などが参加する。
「北欧ものは日本にはないデザインが特徴。代表的なマリメッコのように、シンプルでありつつ洗練されたものが多い。最近ブームになりつつあるが、まだ知られていないデザイナーや作家がいるのも魅力」と阿須間さん。
コピス吉祥寺で12月19日・20日、フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」を作るイベントを予定する。ヒンメリは光のモビールともいわれ、北欧ではツリーにディスプレーするのが一般的。
「北欧のクリスマスは、電飾を使ったきらびやかなものとは異なりシックで落ち着いている。マップを持って吉祥寺の北欧巡りをしながら、クリスマスの雰囲気も感じていただけたら」とも。
今月25日まで。