吉祥寺にある絵本店「トムズボックス+Gallery」(武蔵野市吉祥寺本町2)で4月24日から、“小さな出版社”「マメカバ本舗」による新作豆えほんの展示販売と原画展『豆えほんの時間2』が開催されている。
「豆えほん」は手のひらサイズの小さな絵本。マメカバ本舗では、作者一人ひとりの自由な発想と個性豊かなオリジナルの豆えほんを、一冊一冊手作りで製作し販売している。ワークショップの定期開催やイベント参加を積極的に行っており、2014年には世界最大級といわれる『イタリア・ボローニャ国際絵本見本市』に参加。英語版に翻訳された作品を出展し、海外でも反響を得た。
同展示は、昨年にも吉祥寺で開催され好評を得て2度目の開催となる。プロ/アマチュアを問わず絵本に興味のある人が製作に参加しており、『おばあちゃん およぐ』(うめちゃん)、『こむぎんの ゆめさがし』(Akari)、『花うさぎのタネ』(みわ かなこ)などの作品が並ぶ。「新作原画もスペースいっぱいに、9作品分すべて展示!これまでの13作品+新作9作品、さらに『ボローニャ国際絵本見本市』に出品した英語版4作品も加え、全部で26作もの豆えほん作品が楽しめます」と、同イベントFacebookでは綴られている。
また、のりとハサミを使用し自分で作る「かんたん豆本」キットの販売や、豆えほん専用に設計された「豆本棚」、豆リュックや豆ランドセルなどのオリジナルグッズも展示販売する。会期中は、マメカバ本舗代表・かわばたたつやさんが同店に常駐しているため、豆えほんの製作工程を目の前で見ることができる。
開催は5月6日まで。観覧は無料。開催時間は11時~20時。