三鷹にある鷹匠カフェ「鷹匠茶屋」(東京都三鷹市下連雀1、0422-57-7762)が猛禽類ファンの間で話題になっている。
同店は「猛禽を愛する全ての人に『来て・見て・くつろいで頂ける』ショップ」をコンセプトに、2011年5月にオープン。実物のフクロウや鷹を間近に見られるだけでなく、自分が飼っている猛禽を連れて来ることや、猛禽のメンテナンス、飼養に関する相談も可能。現在店内にいる猛禽の数は4種7羽で、訓練によって入れ替えもあるという。フードメニューはハリスカレーやイーグルジンジャー(豚生姜焼き・ライス)など、全て猛禽にちなんだ名称になっている。客席数は最大15名、坪面積は鳥の係留部屋を含め約8坪。
「元々鷹匠を40年しており、鷹飼養の指導・販売をしているうちに仲間が増えたため、皆で愛鳥を連れて話しができる場所を作ろうと思った。お店の場所を三鷹にしたのは、以前に三鷹市の観光案内所を万助橋前で営業していたのもあり、地元に愛着があったため。奇しくも三鷹は将軍の鷹場(鷹狩りを楽しむ場所)であったのも要因の一つ。」とオーナーの佐々木薫さん。
「鷹の魅力は一言では言えない。空を自由に飛べる鳥類はその姿自体が機能美。性質としても人におもねる事無く強い意志を持ち、パートナーである鷹匠に対しての細やかな愛情の表現もある。多くの方は、猛禽という字に因って誤解を持たれているかもしれないが、鷹達は人をいたずらに襲う事はないので、ぜひ足を運んでいただければ」とも。
写真撮影はフラッシュ無しでの係留部屋撮影は可能。(客席にいる鳥は来店客が同伴した愛鳥のため飼主の許可が必要。)鳥の意識を引くために手を振る、指を目で追わす、口笛を吹くなどの行為及び一般客が猛禽に触れる、餌付けなどはできないので注意。
営業日は水曜~日曜13:00~19:00(ラストオーダー18:30)。
詳細は公式サイトhttp://falconerscafe.web.fc2.com/index.html まで。